汚腸から健美腸®へ。健康のカギは『腸』にあり!~便秘ってなに?メカニズムと身体に良くない理由〜

こんにちは。
腸ケア専門サロン おへそマワリのDr.COCOrON 中村です。

この頃、メディアや雑誌などで「腸内環境を整えましょう」と取り上げられるようになりました。
一昔前に、腸内洗浄…なんてものが流行りましたが、再び腸が注目されるようになった…という感じなのでしょうか?

さて、Dr.COCOrONなのですが、
「健美腸®」というものを目指しております。

本日は、健美腸の説明と、便秘について、お話しようと思います。

 

 

●『健美腸®』とは…?

健美腸®とは、腸内環境を整えて健康で美しい身体を目指す人を応援する

【一般社団法人 健美腸アカデミー】が提唱する

  • 腸内環境を整え健康で美しい身体を維持すること。
  • 腸内環境を整え健康な細胞に美しい血液が流れる状態をつくること。
  • 腸内環境を整えることの大切さを伝えたいという健康で美しい精神を広げていくこと。

男女問わず健康で美しく過ごし、健康な細胞に美しい血液が隅々まで届けられる身体である状態
のことを言います。

外側からの美しさだけでなく、内面から…内臓、細胞から美しく健康であろう。という思いが込められています。

 

 

●便秘 ってなに…?

便秘とはどういう状態のことを言うのでしょうか?
定義を調べてみました。

「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」(日本内科学会)

「排便が数日に1回程度に減少し、排便間隔不規則で便の水分含有量が低下している状態(硬便)を指す」(日本消化器病学会)

難しい言葉が並んでいる上に、なぜいくつも定義があるのか…と感じる方もいるかもしれませんね。
つまり、便秘には【明確な定義はない】のです。

一般的に 便秘とは

・3日以上便が出ない
・以前より排便の回数が減った
・排便に時間がかかる
・排便をしてもスッキリしない
・便が硬い

これらの状態にひとつでも当てはまる状態を言います。

しかし、体調など 1人1人異なるように
実は、便秘も あてはまる条件が1人1人異なります。

例えば…
・毎日便が出ているのに、いつも排便に時間がかかって、スッキリとしない。
・毎日便が出ていて、残便感はないけれど、なんとなく以前より便が固くて、臭いも強くなった…

これらの状態も便秘と言えます。

逆に、
2日に1回、3日に1回の排便でも、スッキリとしていて 本人が不快でないのなら、問題ではないのです。

つまり便秘とは…
ご自身の体調などで、スッキリとした排便がない状態が続いて、不快に感じている状態。
であると言えます。

 

 

●便秘の原因

なぜ、便秘になってしまうのでしょうか…?!

便秘の原因は、必ずしも1つではなく、様々な要因が絡み合っていると考えられています。

まず、便秘を大きく分類すると…
「機能性便秘」と「器質性便秘」の2つに分けることが出来ます。


▶︎【機能性便秘】
腸に異常や障害があるわけではないが、大腸や直腸の働きが低下して生じる便秘 の事です。
最も多いタイプの便秘で、生活習慣やストレス、加齢などの影響で生じます。

機能性便秘はさらに
「直腸性」「弛緩性」「痙攣性」「食事性」に分類されます。

 

【直腸性便秘】
便が直腸の中に進入すると、直腸のセンサーが働き便意を催します。そこでトイレに行くと、肛門括約筋が緩み排便に至ります。しかし、便意を習慣的に我慢していると、神経の感覚が鈍り、直腸に便が運ばれてきても便意を催さなくなってきます。
女性に多い便秘のタイプになります。
最近では、ウォッシュレットの水を肛門奥まで入れてしまうため、神経が鈍り、直腸性便秘になる方も増えています。

 

【弛緩性便秘】
大腸は、その内容物(食べ物の残りかす)をぜん動運動によってコロコロ転がし、少しずつ水分を吸収しながら直腸へと運びます。大腸を動かす筋肉が緩んで、ぜん動運動が弱まると、なかなか便が運ばれないために、水分の吸収が増加して便が硬くなり便秘になります。高齢者が便秘しやすい原因の一つです。また、朝食をとらなかったり、運動不足などの乱れた生活習慣でも弛緩性便秘になり得ます。排便時に必要な筋力の低下も、要因の一つです。
また、便が出ないと刺激性の下剤(市販の下剤はほとんどが刺激性)を使うことで、直腸が下剤がないと動かなくなり、弛緩性便秘になることがあります。

 

【痙攣性便秘】
ストレスの影響により自律神経のバランスが崩れることにより、大腸のぜん動運動に連続性がなくなり、便の通過に時間がかかり過ぎて起こる便秘です。大腸の一部が痙攣によりとても狭くなり、便の正常な移送が行われなくなります。痙攣により狭くなっている部分の上方では腸の圧力が高くなり、お腹が張っている感覚や不快感、痛みを感じることもあります。排便があっても便の量は少なく、コロコロと硬く兎糞状であることが多いです。
下痢と便秘を繰り返すこともあり、男性にも多く見られるタイプの便秘になります。

 

【食事性便秘】
食物繊維、特に水溶性食物繊維の少ない食物を偏って食べていると、腸壁に適当な刺激がなくなって便秘することがあります。また、食事の量が極端に少ない場合も便秘になります。急激なダイエットをすることで便秘になるなどが食事性便秘に当たります。

 

一方で、大腸に異常や病気があり便秘を生じるものを
▶︎【器質性便秘】と言います。
これは、ガンや術後の腸の癒着、クローン病などの病気、先天性の腸の変形など、もとの病気を治さないといけないので、医療機関に受診することをお勧めいたします。

 

 

●なぜ便秘が良くないの…?

デトックス…意識している方も多いのではないでしょうか?

運動をして汗をたくさんかいて…
とても素晴らしいです!
ですが、最大のデトックスは「排便」なんです。

紫外線、排気ガス、タバコの煙、食事・・・
私たちは、生きているだけで様々な有害物質に晒されています。
中でも、最も有害物質に晒されるのは、腸なんです。

食事は、口から入り、食道・胃・小腸・大腸を経て直腸から便として排出されます。
細かく分解されていった栄養は、小腸で吸収されます。
環境汚染により有害物質が付着した食品も身体の中に入ってきます。つまり、有害物質も小腸に溜まってしまいます。
有害物質が溜まった腸では、栄養がスムーズに吸収されず、暴飲暴食に走ってしまうこともあります。

さて、排便が最大のデトックスと言いましたが、全体の何%を排便が担っているでしょうか…?
正解は…有害物質の75%が便から排出されているのです。
(尿:20%、汗など:5%)

なので、便がうまく排出されない便秘になると、体の中に毒が溜まってしまう。ということは容易に想像できますよね?

大腸の中に留まった便は、腸の中で腐敗が進み、悪玉菌が大量に発生してしまいます。

悪玉菌は有害物質を生み出します。その有害物質は、腸の毛細血管に吸収され、全身を巡ります…
すると、細胞にいい血液が届かないので、傷つきやすくなってしまいます。吹き出物など出やすくなってしまいます。
また、便の塊が腸の中にあることで、骨盤内の血流が滞り、全身の血流も悪化していきます。
血行が悪化すると、老廃物も身体の中に溜まりやすくなり肩こりや冷え、むくみなども起こりやすくなります。
自律神経も乱れていき、イライしやすかったり、疲れやすかったり、メンタルへの影響も出てきます。

さらに、もっとも有害物質に晒される腸には最大の免疫機能があります。つまり、腸が弱れば免疫力も低下します。免疫機能の約7割が腸にあると言われているので、風邪を引きやすくなった、アレルギーがひどくなった…など身体の不調も現れてきます。
お腹の動きが悪くなってしまうことで、食欲自体が低下してしまうこともあります。

 

「便秘で起こる 身体に良くないこと」
・肌荒れ、吹き出物
・イライラ、不快感
・肩こり、腰痛
・だるさ、倦怠感
・腹痛、お腹の張り、食欲低下
・痔

生活習慣の乱れやストレスの蓄積で便秘が生じることも多いので、ご自身の生活を見直す必要がありますね。

 

 

●便秘を改善するには?!

今まで、私たちは何で作られているか、考えたことはありますか?

すべての生物は、細胞が集まってできています。ヒトは約60兆個の細胞から作られています。
その細胞の一つ一つに質のいい血液を流すことで、健康でイキイキと過ごすことができます。
質のいい血液を流すためには、質のいい「食事」を取り、質のいい栄養を吸収することが大切になります。

なので、まず 食事を見直していくこと。これが、便秘を改善していくために重要です。

・発酵食品
・水溶性食物繊維
・水分
これはしっかり取っていただきたいです。
また、旬を意識して、色とりどりの食材をとることで、バランスの良い栄養が取れます。

私たちの腸内には、腸内フローラという腸内細菌叢があります。
人間の細胞が60兆個なのに対して、腸内細菌は100兆個と言われています。もはや、細菌に生かされていると言っても過言でない数ですよね。

腸内細菌には、善玉菌と悪玉菌、そして日和見菌があります。
腸内細菌についてはまた後日説明しますが、
便秘の改善に欠かせないのが「善玉菌」です。
よく、乳酸菌を取ろう!とヨーグルトを毎日食べている方がいます。
とても素晴らしいことです。ただし、自分にあった菌がありますので、2週間を目安に 反応がなければ、次を試すといいです。
そして、乳酸菌(善玉菌)をせっかくとっているのなら、餌を与えてください!
善玉菌の餌となるのが「水溶性食物繊維」なのです。

水溶性食物繊維は、ねばねば、どろどろ といった海藻類や、オクラ、メカブ、山芋、納豆などのものに多く含まれています。
もち麦も水溶性食物繊維が豊富で、最近ではもち麦ご飯のおにぎりも増えてきていますね!
ぜひ、発酵食品と水溶性食物繊維、この両方を食事に取り入れてみてください!
腸に優しいレシピも、今後取り上げていきますので、お楽しみに♪

 

 

港区 赤坂 溜池山王駅 12番出口すぐ!

おへそマワリのDr.COCOrON

 

ー参考ー
一般社団法人 健美腸アカデミー:http://www.kenbityou.com/
一般社団法人 日本臨床内科医会:http://www.japha.jp/doc/byoki/049.pdf
大正製薬:http://www.taisho.co.jp/colac/sub07_b.html

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